Curtiss R3C-2(40)
2003.MAY

  

懲りもなくカーチスR3Cー2号機は40バージョンで見なれぬマルーン(小豆色)とゴールドフィルム(スキンラジエーター再現したつもり)でお気楽に再会です。前作FS26バージョン1.25倍ズームアップで設計時間を短縮。厳密には胴体幅はFS26そのままで三角材折り曲げ工作の容易を考慮した、よりあんちょこ、軽量、飛行優先の設定で生地完までなんと実質7日は過去最短となった。1.25倍とはバルサ定尺900mmの歩留まり意識の貧乏根性。しかしながら作ってみると以外と大きく、特にフロートはほぼ完全スケール(ステップ位置のみRC用にアレンジ)より前作より大幅に水上での安定感を想像させる。

CLOSE UP              VIDEO4(画像キャパアップ、軽快なマヌーバを見よ
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VIDEO2
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生地完成、極めてオーソドックスで特筆なし、よって細かな説明はFS26同様と考えてください。

FS26バージョンとの違いはこれまた自作のバルサフロートにあり。軽量構造はみたとおりでベニヤ板はステー取りつけ部のみ、ステップ前ボトムのみ3mmバルサでそれ以外は2mmから1.5mmバルサ巻きつけ。

サンディング終了し生地完150g/本のフロート。軽いでしょ!

見にくいが動翼は全てリブ組で羽布感覚を再現してるつもり。

エキゾーストパイプらしきはアルミチューブを切って根気よく製作。

デュエット!SAVOIA−S21と。これが本当の「紅の豚」のライバル同しなのだ。

赤く見えるがマルーン(小豆色)でやっとてにいれた希少なフィルムを大事に使用した。

胴体断面形状はとてもスケールとは言いがたいが、製作時間と飛行容易さを優先した設計といおう。

フロート下面もなぜかゴールド

全速

コクピットを少々作ってみた。SWもインナーで。

ヒコさんにもらったどうでもいいらしいパイロットフィギュア。ゴーグルだけいいかげんにつくってみた。

リブがわかるか・・

  <スペック>

  全長   :1050mm
  全幅   :1250mm
  翼面積  :47dm2くらい?
  重量   :2200g(フロート付き)
  ラジオ  :4ch、4サーボ
  エンジン :OS_LA40

スケールスコードロンのスティッカーをはってみました。

水中ラダーは航空ベニヤで前方からの荷重で逃げるように設計

体はFS26バージョンと同じ2mmバルサ側板に三角材補強、ベニヤ胴枠に組み付け角丸成形は相変わらずの製作容易優先の工法。エレベーター、ラダー、エルロンのみリブ組とし羽布感覚を再現、エンジンカウリングは作るの面倒でUコンのように側板延長で手抜き。
翼は前縁のみ1.5mmプランク在来工法へ戻し、フィルム張りに備え剛性不足を改善。
総重量2200gは生地完フロート1本150gから占えば納得の軽量仕上がりで、前作1500gの1.25倍の3乗約2倍3000gと比べればレイノルズ数アップとともに軽快飛行が想像できたし、実際ビデオごらんのとおり離水以外ゆうことなし。
2003.06.29の初飛行
使いなれたLA40は水に突っ込んでもベアリングないしお気楽!なんていってたら全速プレーニング中突っ込み転倒。軽いのでほとんど進水ないが、波も少ない絶好環境でこれではまずいと分析開始。原因は実機図面通りのフロート設計にありと感じているが、秘密にしておこう。とにかく2回目は僅かにエレベーター引きっぱなしで全速で離水完了。エルロンロールレート、エレベーターとも敏感で、とりあえず連続ループ、ロール、不完全ながら4ポイントロールまでこなした。
全てがニュートラルで飛ばし易くソフトな着水で完了。軽量ゆえの強度不足感なし、FS26バージョンより大きなフロート(実機スケール通りでFS26バージョンがむしろ小さい)によるヨーイング不安定の予想は完全に外れ毎週飛ばせるお気楽コースとなった。

 

CURTISS R3C を小豆色で仕上げた理由はごらんの通り。SAVOIA−S21とのデュエットコントラストを意識したのと前作FS26バージョンとの差別化だ。